火災警報器の点検をおすすめします!
前回は『防災について』としハザードマップの説明をしました。今回は防災の続きで火災防止のための火災警報器についてです。火災警報器の設置が義務付けられたのが2006年6月ですので施工から約13年が経過しました。警報器本体の寿命はおおむね10年です。皆様は火災警報器の点検をされていますか?もしかすると作動しないのではないでしょうか?これを機会に火災警報器の点検をお勧めします。
火災警報器について
2006年6月1日に改正消防法が施行され,全ての住宅(一般家庭)に住宅用火災警報器の設置が義務付けられました。
新築住宅は2006年(平成18年)6月1日から、既存住宅は市町村条例により定められた日から必ず住宅用火災警報器を取り付けなければなりません。
東京消防庁の管内(島しょ地域と稲城市を除く東京都全域)では、火災予防条例により、平成22年4月1日からすべての住宅に設置が義務付けられました。
火災警報器の設置場所
火災報知機の設置場所は居間、リビング、子供部屋、寝室などの普段使っている居室、階段、台所の天井または壁に設置が必要です。
*浴室、トイレ、洗面所、納戸などは含まれません。
火災警報器の種類について
取り付ける住宅用火災警報器の種類は条例の中の設置基準により決められています。
東京都(島しょ地域を除く)にある住宅の住宅用火災警報器設置基準
設置場所 | 住宅用火災警報器の種類 |
---|---|
・居室 (居間、ダイニング、子供部屋、寝室など) ・階段 |
煙式 |
・台所又は火災以外の煙を感知し警報を発するおそれのある場所 | 煙式 又は 熱式 |
※煙式の方が熱式よりも火災を早く感知することができるので、東京消防庁では、台所などにも煙式を設置することを推奨しています。
設置後のメンテナンスについて
●お手入れをしましょう・・・ 警報器にホコリが付くと火災を感知しにくくなります。汚れが目立ったら、乾いた布でふき取りましょう。特に、台所に取り付けた警報器は、油や煙などにより汚れがつくことがあります。布に水やせっけん水を浸し、十分絞ってから汚れをふき取って下さい。
●テストをしましょう・・・テストは、ボタンを押したり、ひもがついているタイプのものは、ひもを引いて行えます。製品の取扱説明書を確認しましょう。
●警報器本体の寿命は・・・警報器本体の寿命は、おおむね10年です。設置後10年が経過したら新しい警報器に交換しましょう。
室内になにげなく付いている火災警報器ですが、生命、財産を守る重要なものです。火災警報器の種類、設置場所、取扱説明書などをよく読み正しく使いましょう。
詳しい説明やご質問等は下記までお問合せください
TEL:03-5284-7067(担当:児玉)
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