防災について
先日の台風15号の被害を受けた各地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早い平穏が訪れますよう、お祈りしております。
「これまでに経験したことのないような大雨」や「数十年に一度の大雨」といった表現も頻繁に耳にするようになり、現在住んでいる場所やこれから不動産を購入し住もうとする場所に、どのような自然災害によるリスクがあるか、非常に気になる点だと思います。一方、ここ数年、各自治体において防災マップ等を充実させ注意喚起しているように感じます。つまり、「ただ怖がるのではなくリスクを知ることにより常に備えましょう。」ということだと思います。
ハザードマップについて
ほとんどの自治体がハザードマップを作成しています。ハザードマップとは、自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものです。ハザードマップには、主に次の5つがあります。
(1)河川浸水洪水マップ・・・河川の氾濫や水害などの浸水予想地域と避難場所等を記載したもの。
(2)土砂災害マップ・・・土石流の発生や崖崩れなどの予想地域と避難場所等を記載したもの。
(3)地震災害マップ・・・地震によって液状化現象や大規模な火災が発生する範囲と避難場所等を記載したもの。
(4)火山防災マップ・・・火口が出現する地点(範囲)や、溶岩流などの到達範囲、火山灰の降下範囲などを記載したもの。
(5)津波浸水・高潮マップ・・・浸水地域や高波時の通行止めの箇所などを記載したもの。
インターネットで閲覧することもできますが市役所や区役所を訪れた際にハザードマップをもらうこともいいでしょう。弊社では不動産をご購入いただいたお客様にその場所のハザードマップをお渡ししております。繰り返しになりますが、日本全国自然災害のリスクはあると思いますので、「ただ怖がるのではなくリスクを知ることにより常に備えましょう。」ということです。
重ねるハザードマップ・わがまちハザードマップとは
『重ねるハザードマップ』とは国土交通省のハザードマップポータルサイトで、そこでは防災に役立つ災害リスク情報などを地図や写真に自由に重ねて表示することができます。また、『わがまちハザードマップ』として、全国各市町村のハザードマップを検索できます。
自宅近くで起こりうる様々な災害の危険性を知り、住宅購入の際の参考として役立てましょう。
詳しい説明やご質問等は下記までお問合せください
TEL:03-5284-7067(担当:児玉)
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